首都圏と近畿圏でのみ営業展開するスーパーマーケット。2019年度の業界売上順位は5位なので、大きな小売グループとなります。
筆者の近所にも1店舗ありますが、品揃えが良くきれいな店舗のためか近くの競合しているマルエツより客入りが遥かに良い様子。商品があまり安くならないので利用は少ないですが、夕方以降に実施される食料品の割引セールは魅力的ではあります。また特価品は結構安くなるので、買い物先を選べる方は狙っていくのも良いでしょう。
特価品の確認は、公式サイトで 店舗ごとに確認できます。
ライフでは独自の電子マネーを設けるなど、顧客サービスに力を入れていますがどれほど安くなるのでしょうか。
支払い方法もそこそこ選べるので、どれを選べばよいのか見ていきたいともいます。
目次
決済方法の一例 店舗より違いがあります
クレジットカード | VISA MasterCard JCB AMERICAN EXPRESS DinersClub |
---|---|
デビットカード | 使用可 |
電子マネー | LaCuCa |
交通系ICカード | – |
ブランドプリペイドカード | LINEPayカード ソフトバンクカード au WALLET プリペイドカード dカードプリペイドなど |
QR・バーコード決済など | PayPay LinePay メルペイ |
各種電子マネー・QRバーコード決済などの還元率の高い支払い方法ランキング
各種QR・バーコード決済や電子マネー、クレカを使ってお店で買い物をした場合の還元率をランキング形式で表にしました。
表中の各種支払い方法については、国内店舗で使える代表的なサービスをピックアップして比較対象にしています。
ライフにおいてこれらの支払い方法が全てが対応しているわけではありません。上のライフで可能な支払い方法を照らし合わせてご利用下さい。
また使える支払い方法は店舗ごとに異なる場合がありますので、公式サイトや店頭に掲げられている支払い方法一覧などを確認して下さい。
2020年6月5日時点 主要キャッシュレス決済の還元率
順位 | 支払い方法 | 還元率 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | クレジットカード | 0.5~3% | クレジットカード(例:セゾンカード0.5%還元、楽天カード1%還元、リクルートカード1.2%還元、Visa Line Payカードは3%還元) |
2 | Line Pay | 1~3% | 2020年5月25日から新たな決済方式「チャージ&ペイ」がスタート。VISA LIne Payカードに紐つけて利用。後払い。過去の利用実績で還元率が変動。 |
3 | d払い | 0.5%~1.5% | d払いによる決済で200円(税込み)につき1dポイント付与されるので還元率は0.5%。代金引き落としに登録したクレカで1%還元 |
4 | PayPay | 0.5% | |
5 | nanaco | 0.5~1% | セブンイレブンでのnanaco払いで100円につき1nanacoが還元され還元率1%(2019年10月15日(火)~2020年8月31日(土)までのボーナスキャンペーン) セブンカード・プラスでのnanacoチャージは200円ごとに1nanaco付与で還元率は0.5%なのでこの方法だと合計還元率1%。 |
6 | au Pay | 0.5~1.5% | 支払いごとに200円(税込み)につき1ポイント加算(au WALLET ポイント・au スマートパスプレミアム会員以外)。これにより還元率は0.5% au WALLETにクレカでチャージすることにより、クレカのポイントが0.5~1%付与。 合計で1%~1.5%還元。 |
7 | 楽天Edy | 0.5%~1.7% | 楽天edyでの決済で0.5%還元。 現金チャージは還元なし。楽天カードで還元率0.5% リクルートカードでのチャージで1.2%還元。(MastercardとVisaのみ。JCBは対象外) |
8 | WAON | 0.5~1% | WAONカードやWAON機能付きクレカでの支払いは200円(税込)ごとに1ポイント付与。これで0.5%還元 イオンカードセレクト(またはイオン銀行キャッシュ+デビット)にオートチャージで200円につき1ポイント。これで0.5%還元。 合計で還元率は1%。 イオングループでは支払い時のポイントが2倍になる店舗があるので公式サイトでチェックしてみて下さい。 |
9 | Suica | 0~1.5% | Suicaによる決済は加盟店以外は還元がなし。加盟店では0.5~1%と店により違いがあり。 Suicaにビューカードでチャージすることで1000円ごとに3JRE POINT付与。還元率は3%。 リクルートカードの場合はチャージで1.2%還元。 |
10 | 楽天ペイ | 0~1% | ついに基本還元率は0に。紐付けたクレカのポイントのみ |
11 | iD | 0~1% | QUICPayによる決済でポイント還元はなし。代金引き落としに登録したクレカで1%還元 |
12 | QUICPay | 0~1% | QUICPayによる決済でポイント還元はなし。代金引き落としに登録したクレカで1%還元 |
13 | ICOCA・PiTaPa・manaca・SUGOCA・nimoca | 0~1% | 基本的に決済によるポイント付与はなし。加盟店では200円につき1ポイント付与。クレカでチャージしたICOCAで支払うとクレカの分はポイント付与。 PiTaPaは加盟店で100円につき1ポイントなので還元率は1%。紐付けした分のクレカ分もポイント付与。 |
14 | KITACA・PASMO・TOICA・はやかけん | 0~1% | 買い物によるポイント付与はなし。加盟店もなさそう。チャージしたクレカの分は、それぞれクレカ会社からポイント付与対象。 |
15 | メルペイ | 0% | 通常時は、メルペイ決済での還元なし |
16 | ゆうちょPAY | 0% | ゆうちょペイでの支払いは決済時にポイントが付きません。また料金代金は引き落としなのでクレジットカードチャージなどによるポイント還元もありません。 |
17 | 現金 | 0% |
- 表の各行によってはタップ、クリックすると詳細な情報が展開されます。
- クレカはの還元率は条件によって1%を越えるカードがありますが、ここでの比較は0.5%~1%の還元率のクレカを対象にしています。
ライブで使えるポイントカードについて
ライフでは複数のポイントカードに対応しているので、どれがお得なのか見てみます。
LaCuCa
マンションのすぐ前のファミマが閉店し、会社帰りもスーパーで買い物するようになった。
— T Miyamoto (@mochar2704) 2016年10月1日
そこで、家と会社の両方の最寄り駅側にあるスーパー”ライフ”の電子マネー&ポイントカードを申し込んでみた。
現金よりもポイントが多いし、小銭が増えないのはいいね。#ライフ #LaCuCa pic.twitter.com/2GMN35zLAy
ライフでは電子マネー機能を搭載したポイントカードのLaCuCaが使えます。ライフ独自の電子マネーですのでライフ以外での使用は不可。
結論から申し上げると還元率は良くないです。
- 年会費は無料ですが、カード発行手数料が100円(税込)必要です。
- ポイントカードと電子マネー機能を兼ねています。
- ライフ全店とセントラルスクエア全店、ビオラル靭店で使用可能
- 現金でチャージして電子マネーを使います。
- チャージできる金額は1000円から45000円まで1000円単位で行います。
- 金券など一部使用できない用品があります。
- Lcucaを提示して現金やクレカ、スマホ決済で支払うと200円(税抜)につき1ポイント付与。
- チャージしたLucucaで支払うと、提示で200円(税抜)につき1ポイント、決済で300円(税抜)につき1ポイントが付与されるので合計還元率は約0.8%になります。
- 貯まったポイントは1ポイント=1円で買い物に利用できるので、使いみちに困ることはありません。
- ポイントの有効期限は、取得した月の1年後の月末まで。
Pontaカードとdポイントカード
ライフでは共通ポイントカードの「Ponta」カードとdポイントカードを使用することが出来ます。
いずれも会計時に提示することで、200円(税抜)につき1ポイントが付与されます。還元率は0.5%。他社クレカや現金、スマホ決済と併用して使います。
注意点はLucucaを含め提示できるポイントカードは、どれか一つだけ。
Lucucaを使うより、この2つのポイントカードとクレカやスマホ決済、LC JCBカードで支払う方が還元率的には高いです。
お得な支払い方法はどれ?
LC JCBカードについて
ライフは日本のクレジットカード会社である「JCB」と提携して、「LC JCBカード」を発行しています。
いわゆるライブでの買い物でメリットがあるクレカ となりますが、どの程度なのか見てみます。
- 年会費がずっと無料。
- 家族カード、ETCカードともに無料。
- ライフ以外での利用は200円(税込)につき1ポイントで還元率は0.5%。
- ライフでの買い物は、提示で200円(税抜)につき1ポイント。引き落としの際に200円(税込み)につき1ポイントが付与され、合計還元率は1%。これが通常ポイントとなります。
- 食料品以外の生活雑貨や衣類などは特別にポイントアップ(衣料品・くらしの品ポイント)。 200円(税抜)につき1ポイントが加算されるので、通常ポイントと合算して200円につき3ポイント。還元率は1.5%。
- 毎月7日、17日、27日の「7がつく日」は、ポイント倍付けデー。通常ポイントに加えて、200円(税抜)につき5ポイントが付与。200円につき7ポイントが付与されることになり、還元率は3.5%。
- ライフネットスーパでは、通常ポイントに加えて200円(税込)につき1ポイント付与。合計還元率は1.5%。ただし衣料品・くらしの品ポイントは対象商品でも適用外。
- あまり使うことはないですが、LC JCBカードを提示して現金払いをすると200円につき1ポイント貰えます。クレカがポイントカード代わりになるということです。
他社のクレカやスマホ決済
PayPayでの残高払いは、利用代金の1.5%がPayPayボーナスで付与され、スマホ決済の中でキャンページを除き一番還元率が良いです。LaCuCaを提示すると0.5%還元率がアップ。
クレカですと還元率はカードによりけりですが、概ね0.5%~1.2%ほど。
例えば日本で最も流通している楽天カードですと還元率は1%。さらにプリペイドカードの「KYASH」は還元率1%。そして楽天カードを紐付けた「KYASH」で支払うと合計還元率は、2%になります。
さらにLaCuCaカードを会計時に提示すると0.5%の還元となるので合計還元率は2.5%になります。
どの支払い方法が良いのか?
毎月7のつく日のポイント倍付キャンペーン以外は、クレカにKYASHを組み合わせた方法が最も還元率が良いです。
7のつく日に関しては、LC JCBカードが還元率3.5%となり最高。
これはライフスタイル次第ですが、徹底して還元率を求めるなら日にちによって上の支払い方法を使い分けるのが良いでしょう。
生活用品の主要な調達先がライフである方は、LC JCBカードでの利用が集中的にライフのポイントが貯まるのでベストかと思います。更には7のつく日にまとめ買いをすることで、効果的にポイントを加算することが可能となります。