東京都に本部を置き、40年以上の歴史を持つスーパーマーケットチェーン。住友商事の子会社でもあり東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に店舗展開しています。
筆者の家の近くにも1店舗ありましたが、40年間に渡って営業を続けていましたが数年前に閉店。
サミットはまれに利用していましたが、あまり商品ラインナップに特徴がなく、価格設定も近隣のスーパーと比べて強気でした。
SNS上でも価格に関しての不満が結構あったりします。ここ数年は増税の度に不景気の度合いが増しているので、価格競争力の低いサミットは苦戦を強いられるかと思います。
近所のオーケーストアが改装中なのでサミットで買い物しているが何もかも高い!うちのような底辺はオーケーがないと生きていけない!
— stoomi (@stoomi) 2020年1月22日
サミットはライフと比べて豚とかひき肉とかあんまり安くならないので食べるものも変わってくる。というか全体的に、高いわけでもないけど安くならんというか…広告に衝撃!!!みたいな書き方してるけどそうでもないやつばっかり。半額半額言うても元がね………なんか好かん。(ララピー信者)
— ぱえりあびちゃん (@makikouji) 2020年1月29日
サミットではキャッシュレス決済の導入に積極的で、2020年1月15日には更に追加されました。これにより全部で9種類のQR・バーコード決済が全ての店舗の専用レジで使えることになります。
またサミットでは他の小売店同様にポイントカードを発行しています。これらを組み合わせて、どのような支払い方法がお得になるか見てみたいと思います。
目次
決済方法の一例 店舗より違いがあります
クレジットカード | VISA MasterCard JCB AMERICAN EXPRESS DinersClub |
---|---|
デビットカード | 使用可 |
電子マネー | 楽天Edy iD |
交通系ICカード | 全国相互利用が可能なSuicaをはじめとする9つのICカードに対応 |
ブランドプリペイドカード | LINEPayカード ソフトバンクカード au WALLET プリペイドカード dカードプリペイドなど |
QR・バーコード決済など | PayPay Line Pay d払い au Pay メルペイ ゆうちょPay ali Pay WeChat Pay J-Coin Pay |
各種電子マネー・QRバーコード決済などの還元率の高い支払い方法ランキング
各種QR・バーコード決済や電子マネー、クレカを使ってお店で買い物をした場合の還元率をランキング形式で表にしました。
表中の各種支払い方法については、国内店舗で使える代表的なサービスをピックアップして比較対象にしています。
サミットにおいてこれらの支払い方法が全てが対応しているわけではありません。上のサミットで可能な支払い方法を照らし合わせてご利用下さい。
また使える支払い方法は店舗ごとに異なる場合がありますので、公式サイトや店頭に掲げられている支払い方法一覧などを確認して下さい。
2020年6月5日時点 主要キャッシュレス決済の還元率
順位 | 支払い方法 | 還元率 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | クレジットカード | 0.5~3% | クレジットカード(例:セゾンカード0.5%還元、楽天カード1%還元、リクルートカード1.2%還元、Visa Line Payカードは3%還元) |
2 | Line Pay | 1~3% | 2020年5月25日から新たな決済方式「チャージ&ペイ」がスタート。VISA LIne Payカードに紐つけて利用。後払い。過去の利用実績で還元率が変動。 |
3 | d払い | 0.5%~1.5% | d払いによる決済で200円(税込み)につき1dポイント付与されるので還元率は0.5%。代金引き落としに登録したクレカで1%還元 |
4 | PayPay | 0.5% | |
5 | nanaco | 0.5~1% | セブンイレブンでのnanaco払いで100円につき1nanacoが還元され還元率1%(2019年10月15日(火)~2020年8月31日(土)までのボーナスキャンペーン) セブンカード・プラスでのnanacoチャージは200円ごとに1nanaco付与で還元率は0.5%なのでこの方法だと合計還元率1%。 |
6 | au Pay | 0.5~1.5% | 支払いごとに200円(税込み)につき1ポイント加算(au WALLET ポイント・au スマートパスプレミアム会員以外)。これにより還元率は0.5% au WALLETにクレカでチャージすることにより、クレカのポイントが0.5~1%付与。 合計で1%~1.5%還元。 |
7 | 楽天Edy | 0.5%~1.7% | 楽天edyでの決済で0.5%還元。 現金チャージは還元なし。楽天カードで還元率0.5% リクルートカードでのチャージで1.2%還元。(MastercardとVisaのみ。JCBは対象外) |
8 | WAON | 0.5~1% | WAONカードやWAON機能付きクレカでの支払いは200円(税込)ごとに1ポイント付与。これで0.5%還元 イオンカードセレクト(またはイオン銀行キャッシュ+デビット)にオートチャージで200円につき1ポイント。これで0.5%還元。 合計で還元率は1%。 イオングループでは支払い時のポイントが2倍になる店舗があるので公式サイトでチェックしてみて下さい。 |
9 | Suica | 0~1.5% | Suicaによる決済は加盟店以外は還元がなし。加盟店では0.5~1%と店により違いがあり。 Suicaにビューカードでチャージすることで1000円ごとに3JRE POINT付与。還元率は3%。 リクルートカードの場合はチャージで1.2%還元。 |
10 | 楽天ペイ | 0~1% | ついに基本還元率は0に。紐付けたクレカのポイントのみ |
11 | iD | 0~1% | QUICPayによる決済でポイント還元はなし。代金引き落としに登録したクレカで1%還元 |
12 | QUICPay | 0~1% | QUICPayによる決済でポイント還元はなし。代金引き落としに登録したクレカで1%還元 |
13 | ICOCA・PiTaPa・manaca・SUGOCA・nimoca | 0~1% | 基本的に決済によるポイント付与はなし。加盟店では200円につき1ポイント付与。クレカでチャージしたICOCAで支払うとクレカの分はポイント付与。 PiTaPaは加盟店で100円につき1ポイントなので還元率は1%。紐付けした分のクレカ分もポイント付与。 |
14 | KITACA・PASMO・TOICA・はやかけん | 0~1% | 買い物によるポイント付与はなし。加盟店もなさそう。チャージしたクレカの分は、それぞれクレカ会社からポイント付与対象。 |
15 | メルペイ | 0% | 通常時は、メルペイ決済での還元なし |
16 | ゆうちょPAY | 0% | ゆうちょペイでの支払いは決済時にポイントが付きません。また料金代金は引き落としなのでクレジットカードチャージなどによるポイント還元もありません。 |
17 | 現金 | 0% |
- 表の各行によってはタップ、クリックすると詳細な情報が展開されます。
- クレカはの還元率は条件によって1%を越えるカードがありますが、ここでの比較は0.5%~1%の還元率のクレカを対象にしています。
サミットポイントカードについて
サミットでは年会費や入会費が無料の ポイントカードが利用できます。
各店舗のサービスカウンターやパソコン、スマートフォンで発行することができます。
買い物時にレジで店員にポイントカードを提示することで、200円(税抜)につき1ポイントが付与されます。つまり還元率は0.5%。
貯まったポイントは1ポイント1円として買い物に利用可。
これは大抵の他店舗でも見られますが、サミットのポイント制度が特徴的なのは現金化が可能な点にあります。
毎週火曜日に限り、500ポイント以上貯まっている場合はポイントを現金に交換する事ができます。ただ100ポイント単位での交換になりますので、例えば730ポイントを交換する場合は、700ポイント分を現金にすることが可能となります。
かなり珍しいポイント制度を採用していますが、ポイントを貯める際に ひとつ注意点があります。
それは電子マネーやスマホ決済、クレジットカード決済においては、ポイントカードを提示してもサミットのポイントが貯まらないということです。
またサミットでの買い物はスマホアプリの利用が便利。ポ イントカードを組み込めるほか、よく利用する店舗を登録することでの素早くチラシでお買い得品の確認ができます。
公式サイトやトクバイでチラシを見るより、手間が少ないのでオススメ。
またポイントアップ対象の商品なども掲載しているので、計画的に買い物をされる方には強力なツールとなるでしょう。
サミットアプリ
SUMMIT,INC.無料posted withアプリーチ
毎週実施されるポイント倍増デーは是非利用しましょう。
店舗ごとに違いがあったり、酒類などに適用されなかったりしますがサミットではポイントが5倍以上になる曜日があるのでチラシで確認することをオススメします。
・火曜日または木曜日はポイントが10倍
・日曜日と火曜日、または木曜日はポイントが5倍
・水曜日は生鮮食品が5倍になるほか、冷凍食品が半額
以上のようなキャンペーンを実施しています。
基本的にキャッシュレス決済より現金のほうが結果的に割高になる場合が多いのですが、ポイントアップの日に買いだめ、まとめ買いをすることでキャッシュレス決済を上回るポイントを得られます。
サミットではキャッシュレス決済の場合、サミットカード提示でポイントが付与されませんが神奈川県など一部の店舗では、ポイント倍増デーで200円(税抜)につき1ポイントが貯まったりします。ただこういった日にクレカ利用は、逆に損になるので現金を使用したほうが良いでしょう。
通常時ではキャッシュレス決済がお得。
サミットでポイントがアップする日以外は、現金+サミットポイントカード提示の支払い方法で還元率は0.5%。
それに対しクレカでは還元率が1%以上のカードはザラにあります。スマホ決済も1%以上の還元率に達するアプリは普通にあります。
特に2020年2月10日~3月24日まで実施される「au Pay」の20%還元キャンペーンは他の決済方法を圧倒することになります。
付与されたポイントは再び「au Pay」の残高にチャージできるので無駄なく消化することも可能。
各社スマホ決済の還元率は上に掲載している「各種電子マネー・QRバーコード決済などの還元率の高い支払い方法ランキング」で確認できます。
まとめ
キャンペーン期間が頻繁に変わったり、複数のスマホ決済を使うことによるポイント管理が面倒という方には、現金+サミットポイントカードの組み合わせでポイントアップデーに集中的に買い物をするのがいいでしょう。
ポイント管理が特に煩わしくなく、買い物の度に還元率を最大にしたいという方は、特大キャンペーン時にはスマホ決済で。それ以外は日曜日、火曜日、水曜日、木曜日の現金+サミットポイントカードによるポイントアップデーで買い物をするのが良いでしょう。