やつしろ全国花火競技大会の駐車場情報【2019】

2019年10月19日、九州地方随一の質を誇る「やつしろ全国花火競技大会」が開催されます。

1987年に初めて開催された以降、地元八代の花火業者の熱意と努力によって本州の実力派煙火工業を招聘し続けるに至ります。その結果、10号割物を筆頭に大曲、土浦という最高クラスの花火大会比べて全く遜色のないレベルで珠玉の花火が出品されています。

八代の秋の夜空を彩る代表的な風物詩として、県内はもちろん九州各地から観覧客を引きつける魅力を備えた催し物となります。

こちらの動画は大曲、土浦の花火大会で高い実績を築き上げ数多の花火師のトップクラスに君臨する「紅屋青木煙火店」の作品。総合的な演出もさることながら、型物単発一つとっても均整の取れた美しさが特徴。

九州地方の花火といえば音、光、火の迫力を全面に押し出した花火作りが特徴。本州の精緻な作りなそれとの対比を楽しめるのも、この花火大会の魅力であります。

競技内容は地元の業者と本州からの業者で演目が異なります。地元の煙火工業は五号単発が5発とスターマイン。本州からの業者は5号と10号割物を持って競い合います。

やつしろ花火大会の主催者は、車での来場者のために臨時駐車場を複数箇所開設しています。

全部で19箇所、約6000台分の駐車場が用意されており場所により無料、有料の差異があります。

また駐車場の管理も素晴らしく、リアルタイムで駐車場の空車率がわかるページも用意されています。

全国に花火大会多しといえでも、ここまでのサービスを提供している大会は非常に少なく、利用者にとっては非常に有益な情報といえます。

駐車場の位置がわかるマップも準備されているので、予め利用予定の場所などを確認しておくのが良いでしょう。

ただ6000台にものぼる駐車台数は多く見えますが、花火大会当日に訪れる観客は約30万とも言われているので、これでも十分と言える収容力ではありません。

無料駐車場は2900台と半分を占めますが、意外と場所によっては遅くの到着でも余裕があったりするので、こまめに空車情報を確認しておくと良いです。

やつしろ花火大会

マイカーで来場される方は上記の臨時駐車場、特に無料駐車場を利用されるのがベストな選択。 去年の駐車データを見てみると、保健センターや総合体育館などは昼過ぎに到着しても満車に至らなかったことがわかります。

また日奈久駐車場は会場まで約10kmとかなり遠いためか、無料にもかかわらず満車にならなかったことが確認できます。

選んだ条件は、有料観覧席から3km以内でなんとか徒歩で行ける距離、もしくはシャトルバス停留所近くの駐車場。更に料金の上限が設けられている駐車場に限定してリストアップしました。

遅くに到着して会場付近に空き駐車場がないなどの場合に、参考になればかと思います。

有料観覧席までの距離は2.8km。最寄りのシャトルバス停留所である松浜軒までは900m。結構中途半端な場所にある駐車場。

ただ料金は安く1日駐車しても400円。 ちなみにシャトルバスの料金はどの停留所からも往復で500円。小学生未満は無料です。

松浜軒上皇所までの距離が800m。予約サイト経由の利用で月極駐車場の一角に貸出スペースがあります。

料金は土日祝日ですと1日借りて500円。

松浜軒上皇所までの距離が450mの場所にある駐車場。商店街の来店客用に設けられた駐車場ですが、普通に使えます。

料金は20分をすぎると課金され24時間以内で500円。

こちらは商店街のサイトで、上限設定はないのですが他にも駐車場があるので、どこにも停める場所がない場合には参考にしてください。

鹿児島本線の八代駅南口の銀行内にある駐車場。会場まで約1.4kmとなります。

料金は17:00を境に上限設定が切り替わるので、少々割高になるのがマイナスポイント。