ぎおん柏崎まつり海の大花火大会でオススメの駐車場

毎年恒例の「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」が、今年も7月26日に行われることになります。

待ちに待った花火大会は、柏崎まつりの一環として行われるもの。柏崎まつりは柏崎市民3000人が参加する民謡流しやみなと祭でとても賑わう、柏崎の夏の風物詩。

昭和27年に生まれ、現在のような形態になったのは昭和40年を過ぎてから。八坂神社の神事として疫病、災厄退散を祈願した祇園祭で疫病が深刻になるたびに奉納のために花火が打ち上げられたのが始まりのようです。

しかしこれらはあくまで地元の方々が参加するローカルなイベント。このまつりが全国区になったのはつい最近のことで西暦2000年に入ってから。市政60周年を記念して商工会議所が観客の度肝を抜く企画を片貝煙火工業に相談したところ、生まれたのが古今東西聞いたこともない尺玉600連発。

これは花火マニアのみならず一般観客からも大変な好評を得て、次年から発数が半分になったものの柏崎花火の名を広く轟かせ、県外からも多くの観覧客を呼び込む契機となり越後三大花火の一つに数えられるようになりました。会場となる浜辺は広大な面積を持ち、キャパシティも大変広いこともあり毎年20万人もの花火客が訪れます。　

柏崎花火の特徴は、その打ち上げ場所の広さを活かしワイドスターマインや海中スターマインなどに代表される広範囲な領域で花火を炸裂させるプログラム。

また片貝煙火工業さんの方針で旧来のコンテンツを踏襲しながら、独創的な企画も取り入れるスタンスが柏崎花火の人気を不動のものとさせています。もはや名物となった尺玉100発同時打ちも他では真似できない芸術で、柏崎ならではの舞台装置を余すことなく使った好例。

有料観覧席がある、みなとまち海浜公園の有料観覧席後方と東側のエリア、そして柏崎中央海水浴場の進入禁止区域外は広大な無料観覧スポットであるため入れないということはないそうです。ただ良い場所を確保するには、早くに到着してなくてはなりません。

花火大会開催当日は、花火打ち上げ時間の前後で道路交通規制が実施されます。

規制区間についてですが2通りあります。

一つは海岸沿いを通る道路の東港交差点から雪ん子ダイブファクトリーがある交差点まで。そして国道352号線の西本町交差点から県道369号線の八坂交差点まで。さらにその道路に挟まれた区域は17:00～22:00の間が通行止めとなります。(茶色の線とその線に囲まれた地域)

もう一つは、雪ん子ダイブファクトリーのある交差点からみなと釣具店に近い交差点までの道路で16:00から23:00まで車両の通り抜けが出来ません。(オレンジの線)

車での移動はこの時間帯を外さなくてはならないので注意が必要です。

大会運営側は道路混雑による混乱回避のために公共交通機関の利用を勧めています。しかしながら車で来訪したいという方々に対しも、柏崎市では臨時駐車場を複数箇所に開設して利用の案内をしています。

市側としては、会場付近よりもなるべくと奥の駐車場を利用して鉄道、シャトルバスでのアクセスを望んでいる模様。

臨時駐車場についてですが、いずれも料金や収容台数が異なり意外と公式サイトで把握しづらかったので表にまとめてみました。

・文化会館アルフォーレと柏崎港西防波堤の合計台数が710台。防波堤の駐車場は付近に複数箇所に分かれています。
・表中で柏崎アクアパーク以下～市立図書館までの合計収容台数が450台となります。
・表中で西山町事務所から御野立公園駐車場までは、会場まで電車でアクセスします。
・佐藤池野球場で利用した場合はシャトルバスを利用することになると思います。詳しくはこちらから

柏崎市では上記の駐車場の利用をパンフレットで案内していますが、よくよく見ると結構高い料金だということに気づきます。

1回の利用で2500～3000円の料金は他の花火大会でもなかなかないのでは。ゴージャスな花火大会なので費用を回収するためには仕方ない処置かなとも思います。

しかし出来るだけ安い料金で駐車場を利用したいという方も少なくないかと思いますので、周辺でオススメできるコインパーキングを6箇所ピックアップしました。

花火打ち上げ場所から約1.3km、南西にある公園。ここの公園は無料で利用することが出来ます。

また花火が良く見えるスポットで穴場として紹介されていますが、もはや有名なスポットになりましたので混雑する可能性があります。

ご利用の際は、早めに到着することをオススメします。

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赤坂山の展望台より。 #柏崎花火 #花火 #fireworks #japan

うかさん(@uka0310)がシェアした投稿 – 2016年 7月月26日午前4時43分PDT

柏崎市が管理する駐車場でみなとまち公園まで850mと紹介する駐車場の中では最も近い場所にあります。

過去ですが特別料金は課せられず通常料金で利用できたという情報もありました。立体駐車場なので屋上に停めればここからも花火の観覧が可能。

混雑もあまりしないそうなのでオススメできる駐車場です。

商業施設の併設駐車場でみなとまち海浜公園までは1.2km。歩いて16分ほどかかります。

料金は1時間あたりで200円。最大料金が設定されており、例えば14:00頃入庫して22:00頃に出庫した場合1000円かかります。

道路規制区間に近い場所にあるので、前の道路は混雑する可能性があります。また特別料金がかせられるとの情報もありましたので現地で確認が必要です。

柏崎駅の南口にほどなく近い駐車場。打ち上げ会場まで1.6kmほどあります。

料金は平日でまる1日停めても300円なのでかなりオススメできます。

会場まで約1kmにある銀行併設の駐車場。

料金は安く15:00～22:00まで利用しても700円で済みます。

柏崎駅の南口にある駐車場。料金はかなり安く。万が一特別料金が課せられなければ、朝早く入庫して23:00頃出庫しても300円で済みますのでオススメ。

柏崎花火大会でオススメできる駐車場の紹介をしました。

一番オススメできるのは、市営モーリエ駐車場。特別料金が設定されていない情報がありましたので格安で駐車できます。

ただ今年はどうなるかわからないので現地での確認はぜひ行ってください。

また柏崎市が案内する駐車場の空き状況や花火の実況などについては、FMピッカラ(76.3MHz)で聞けますので必要に応じて利用してみてください。