【開催決定】第41回芦屋サマーカーニバル(花火大会)の穴場スポット、オススメ駐車場

2019年7月27日の土曜日に第41回芦屋サマーカーニバルが決定され、お祭りの準備が着々と進んでいます。

この芦屋市の花火大会は、NPO団体が主催ですがボランディが主体となって実行委員会を運営する珍しい体制を取っています。

芦屋サマーカーニバルの特徴は、音楽を花火と組み合わせ視覚だけでなく聴覚に訴えるエンターテイメントを掲げ実行していることです。花火の打ち上げのタイミングで決められた音楽を流す必要があるため、当時はまだ珍しかったコンピュータを使ったシステム制御による打ち上げ方式を導入。

商工会や自治体運営の大会とは違い、様々な個性を持ったボランティアから構成される組織ならではの柔軟な発想で今後も驚くような企画が出てくるかもしれません。

芦屋サマーカーニバルでは6000発の花火を打ち上げ予定。兵庫県では、みなとこうべ海上花火大会に次ぐ打上量で毎年10万人もの人々が訪れる大きな花火大会。

しかし年々玉数が少なくなり、尺玉も少なくスターマインも迫力にかけるなどの理由であまり楽しめなかったという意見もあります。実は運営は協賛金の大小で花火の質と量を決定する方針をとっています。近年は協賛(有料観覧席のチケット購入)が芳しくないということなので、今後大会をより盛り上げるには、それぞれが有償の協力をしていく必要があります。

以下では観覧席の種類や穴場の観覧スポット、オススメの駐車場などについて書いていきます。

7月27日16:00 荒天の心配はないので花火大会は開催決定となりました

有料観覧席の種類

芦屋サマーカーニバルでは様々なランクの協賛観覧席が用意されており一例を上げてみます。

有料席チケットの購入は実行委員会の事務局にPDF申込用紙をメールかFaxで送付するか、ローソンチケットの二通りになります。こちらで詳細を確認してからご購入ください。

チケット販売サイトのイープラス でも購入できますが「プレミアム観覧席」のみとなります。

お祭りの開催時間は13:00~21:00の間。花火の打ち上げは19:45~20:30の45分間となります。少雨決行で荒天の場合は中止。順延はありません。

有料観覧席は14:30から入場可能。特別観覧席に限り17:30からの入場となっています。

一般観覧席・プレミアム砂浜観覧席

一般観覧席(1名1000円):打ち上げ場所に近い砂浜から花火を観覧することが出来ます。ブルーシートやゴザなどの備品は用意されていません。

プレミアム砂浜観覧席(1名2000円):上と同じですが最前列ゾーンに入場することが出来ます。

会場の様子はこちらになります。

グループ観覧席

テーブルが1台に6人分の椅子が用意されています。料金は20000円。単価を抑えるためにも6人目一杯で申し込みましょう。

グループ席の様子はこちら。

カップル席

1台のテーブルに2脚の椅子で花火を楽しみます。ドリンクと高級弁当がセットとなりお値段は21000円。

ちょっとテーブルの間隔が狭いですかね。



他にもアリーナ観覧席などゴージャスなプランが用意されています。

無料の観覧スポット・穴場スポット

花火イベントの存続やコンテンツの質の向上のためにも有料観覧席の購入が望まれます。

しかしながら出来るだけお金をかけたくない、混雑に巻き込まれたくない、仕事帰りや通りがかりに少し花火を楽しみたいという方には無料で観覧できる場所を知りたいかと思います。

いくつか穴場スポットを調べたので3箇所紹介してみます。

芦屋市総合運動公園

花火打ち上げ会場である潮芦屋ビーチの南側にある運動場。

近い場所にありながら無料で観覧できるスポットで基本の場所となります。大勢の人々が押し寄せますが最も南に位置する南芦屋浜ではさらに混雑しますので注意。

芦屋の花火の特徴である音楽と花火の共演は楽しめませんが、とにかく楽しむのは花火だけで安上がり済ませたい方はこちらのスポットが良いでしょう。 場所の詳細ついてはこちらのPDFを参照してください。

東灘芦屋大橋

芦屋運動公園の北側にあり深江浜町と芦屋浜を結ぶ橋。兵庫県道722号東灘芦屋線の歩道となります。打ち上げ会場は目と鼻の先。

乗用車は駐車できないので、車でのアクセスは近隣の駐車場に止めて歩くしかありません。

橋の上なので立ち見ということになりますが、打ち上げ場所から間近でありながら高台から望む絶景でオススメのスポットであります。

ここから県道を東に行くと芦屋浜と西宮浜をつなぐ浜風大橋がありますが、こちらは阪神高速神戸線の防音壁が視界を遮るので花火を見ることが出来ません。

神戸サンシャインワーフ

神戸市東灘区にある商業施設。850台の車両を収容できる無料駐車場があります。

打ち上げ会場からかなり遠いのですが、花火がよく見えるスポットとして有名になりつつあります。その影響で周辺道路の渋滞も酷くなってきているというデメリットがあるので注意。

この場所からの花火の風景はこちらを参考。

会場までのアクセスについて

花火の打ち上げ会場である潮芦屋ビーチまでのアクセスは公共交通機関の利用が推奨されています。カーニバル当日はあらゆる規制がかけかられるのでまとめてみました。

お祭りの開催時間::2019/7/27(土) 13:00~21:00

阪急バスの一部路線が運行休止 規制の時間帯::18:00~24:00

阪神芦屋駅北側の「芦屋警察署交差点」から「芦屋公園南交差点」まで道路規制::17:00~24:00(芦屋公園南交差点から潮見町交差点までは19:00~24:00の間で規制 下の図の青い点線は道路規制区間になります。)

潮見町交差点から総合公園交差点までの道路規制::18:00~24:00
会場最寄りの阪急芦屋駅から会場までは基本的に徒歩でのアクセスになります。距離にして2.4km、時間にして30分ほどの距離で結構歩かなくてはなりません。

バスでのアクセスについてですが本来であれば阪急芦屋駅から阪急バスの41系統、43系統で会場近辺のバス停までアクセスできます。

しかし大会当日はバスの一部区間で運休措置が取られます。現在は臨時シャトルバスの運行がありませんので、もしどうしてもバスを利用するなら最寄りのバス停は14系統の浜風大橋南バス停からとなります。こちらも潮芦屋ビーチから1.3km、時間にして15~18分ほど歩かなくてはなりません。結局どちらもそれなりに歩かなくてはならないので注意が必要です。

車でのアクセスですが、規制区間は上記の通り。以下にオススメの駐車場を記載します。

オススメの駐車場

大会当日は会場最寄りの潮芦屋浜西駐車場、潮芦屋浜東駐車場、南緑地西駐車場は使用できません。芦屋市涼風町東端の南緑地東駐車場は特に規制はありませんが20:00には営業が終了し出庫できなくなるとの情報もあります。

阪急芦屋駅から会場に向かう歩行路に「芦屋公園」という細長い公園があります。こちらの公園付近には安めの駐車場があるのですが、ちょうど規制区間にかぶるため利用可能かどうかは不明。

阪急芦屋駅から芦屋浜にかけての駐車場は、昼間の料金上限が700~900円が相場。この料金よりも安く、会場や歩行路から少し離れたオススメできる駐車場を順不同に紹介します。

タイムズ深江南町

地図番号1

阪急深江駅に割と近い場所にある駐車場。 料金がとても安く利用しやすいのですが会場までの距離はかなりあります。 上で説明した東灘芦屋大橋で花火を見るのであれば距離にして1.7km、20分ほどのウォーキングで到着できます。 深江浜町に駐車場があるといいのですが、全くありませんのでこちらの駐車場がオススメとなります。

料金詳細常に60分で200円 24時間以内の利用で最大料金は500円
車室制限全長5m・全幅1.9m・全高2.1m・重量2.5t
駐車台数 25台
住所 神戸市東灘区深江南町4-10
公式 Times

akippa南芦屋浜駐車場

地図番号2

潮芦屋ビーチまでの距離は1.4km、徒歩で17~20分かかります。駐車場予約サイトのakippaからの予約が必要でアポなしの駐車は不可能。

料金は地域最安値で1日借りて432円。収容台数は複数台ありますが詳細は不明。早めの予約で確保せておきましょう。

料金詳細日貸しのみで1日432円。いつでも出庫できます。
車室制限全長4.6m・全幅2.3m
駐車台数 不明
住所 芦屋市陽光町4
公式akippa

三井のリパーク芦屋平田町

地図番号3

打ち上げ会場付近までの距離は2.1km。芦屋川の西側にある駐車場。こちらの駐車場、周辺道路が確実に混雑するのですが芦屋浜側と比べマシかと思い記載しました。

料金は詳細に書いてありますが安め。上の穴場スポットにも記載していませんが、この駐車場から近い芦屋川の河川敷も遮蔽物がなく花火がよく見えるスポット。会場に行く前に下見してみて良さそうでしたら、腰を落ち着かせてください。

料金詳細8:00~20:00は60分で200円
20:00~8:00の間は60分で100円 この時間内で最大料金は400円
24時間以内の利用で最大料金600円。
車室制限全長5m・全幅1.9m・全高2m・重量2t
駐車台数 11台
住所 芦屋市平田町1-24
公式三井のリパーク

三井のリパーク芦屋平田町第2

地図番号4

上の三井のリパークに近い駐車場。料金体系もほぼ同じで安い価格設定となっています。

料金詳細8:00~20:00は60分で200円
20:00~8:00の間は60分で100円
24時間以内の利用で最大料金600円。
車室制限全長5m・全幅1.9m・全高2m・重量2t
駐車台数 7台
住所 芦屋市平田町3-29
公式三井のリパーク

コインパーキングの場所

おわりに

オススメの花火見物スポットや駐車場を見てきました。

とにかく混雑に巻き込まれないためには、早め早めの行動が必要です。

大体18:00頃から人の流れも道路も混雑が激しくなってきます。それよりも少なくとも1時間は早く目的地に到着していれば、回避できるでしょう。

帰路についてですが、花火大会終了の20:30以降に混雑のピークを迎えるかと思いますので、こちらも花火のフィナーレ前後に現地を離れることでスムーズな行動を取れるかと思います。