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2019年7月3日に発生した鹿児島県の土砂崩れ、水害などの被害状況
梅雨前線の停滞により連続した降雨が発生し、九州各地で土砂災害や河川氾濫などの危険が高まっています。
7月3日、梅雨前線は九州北部に達しているとのこと。九州南西の東シナ海から次々と温かく湿度高い空気が流れ込んでいる影響で、積乱雲の発生が活発化。
これにより九州南部を中心に、局地的に1時間あたり80ミリもの猛烈な大雨が予想されています。
また気象庁は、このまま激しい雨が続けば大規模な災害が発生する恐れがあるとして、大雨特別警報を発表する可能性があるとしています。大雨特別警報は大量の降雨が数時間以上続いた場合に発せられる警報で2018年の西日本豪雨でも発表されました。
鹿児島県市では7月3日の午前中に市内に住む60万人に対し避難指示を出しています。
一夜明けました。7月3日九州地方で梅雨前線停滞による、土砂災害や水害などの被害が発生しました。
東シナ海から絶え間なく流れ込む湿った暖かい空気が九州地方南部に大雨をもたらしました。その状態が長時間に渡って継続したことで、自然災害被害が各地で報告されています。
特に鹿児島県、宮城県において被害が顕著となる結果になりましたが、7月4日現在も災害現場では、関係各所による必死の救助活動、復旧作業が行われています。
以下では、地域ごとに大小の災害を整理しました。
鹿児島市の被害状況
南鹿児島駅付近で土砂崩れ
鹿児島市郡元町にあるJR指宿枕崎線・南鹿児島駅付近で土砂崩れが発生。JRについては朝から土砂災害による危険性を考慮して朝から運休が実際されていました。鹿児島市電では郡元~谷山停留場の間で列車の運転が見合わせれいましたが、7月4日の17:00に運転が再開されたということです。
大雨の影響で、JR南鹿児島駅に近い崖の斜面が崩れ落ちました。 pic.twitter.com/jtHVnickix
— 朝日新聞福岡報道センター (@asahi_seibu) 2019年7月3日
唐湊と南鹿児島駅付近の土砂崩れ。NHKのニュースより。 pic.twitter.com/gwQ7IbyFL5
— 広告鳥 (@adbirdbrain) 2019年7月3日
MBCニュース『鹿児島市電“郡元〜谷山間”運行再開』
— MBCニューズナウ (@MBC_newsnow) 2019年7月4日
南鹿児島駅近くのがけ崩れの影響で3日から運行を見合わせていた鹿児島市電の郡元から谷山の間は、午後5時に運転を再開しました。
なお、4日は徐行運転のため本数を減らして運行します#市電 #鹿児島 #通勤 #通学https://t.co/Ee2OhtZz64
鹿児島市広木で土砂崩れ
鹿児島市広木では複数箇所でがけ崩れが発生。民家の裏山の一部が崩壊した際には、土砂が部屋の中まで侵入。幸いにも怪我人はいなかったということです。
鹿児島市広木の斜面災害現場2.前の被災地とは直線で500m程度離れている.3階建てのマンションの裏が高さ15m,幅10m,深さ1m程度の規模で崩れた.シラス斜面の表層崩壊と言っていい.崩壊斜面中央部やや左よりには,水が流れている.この時点でも,土壌・地盤が多くの水を含んでいることがわかる. pic.twitter.com/XTq0QpC4RW
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) 2019年7月5日
鹿児島市広木の斜面崩壊現場.高さ25m,幅10m,深さ1m程度の崩壊.シラス斜面の表層崩壊と言っていいだろう.監視カメラで崩壊時の映像が撮られたところだと思う.右側にも崩壊跡が見える. pic.twitter.com/x6uspn1wsU
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) 2019年7月5日
和田川が氾濫
鹿児島市和田を流れる「和田川」の水位が上昇しています。当初からTwitterでは急激な増水により周辺の安全が危険視されていましたが、ついには越水し氾濫してしまいました。
夜20:00頃になっても越水が収まらない状況が続きました。溢れた河川水は道路を隈なく満たし、周辺で冠水被害をもたらしています。Twitter情報によりますと特に人的被害は無いとの報告があります。
後輩が送ってたんだけど
— Ko-Ta (@Ko_Ta0063311) 2019年7月3日
和田川やばくね? pic.twitter.com/xS3g1KRigd
和田小前の和田川本当に避難したほうがいいです。氾濫してます。
— 上村 颯 (@eoii6652xxKH21) 2019年7月3日
他の川の付近に住んでる人も危ないと思うので避難警報従ったほうがいいです。 pic.twitter.com/2XbxKSLYj9
和田川やばし笑 pic.twitter.com/icaJhli0Yw
— 竹之内大毅 (@Bamboo_dai_98) 2019年7月3日
【速報】鹿児島市によりますと午後2時現在、和田川が氾濫しています。命に危険を及ぼす浸水害や洪水の発生が迫っています。ほかの河川も氾濫するおそれがあります。河川に近い場所など危険な地域にお住まいの方は、直ちに避難するよう鹿児島市が求めています。
— KBC九州朝日放送 みんなで防災 (@KBC_BOUSAI) 2019年7月3日
https://t.co/GV7Kr06X50 #鹿児島市 内を流れる #和田川 の様子です。 九州南部では3日夜遅くから猛烈な雨のピークを迎えるとみられています。 「日中のうちに #避難 を終える必要がある」と専門家は警戒を呼びかけています。(丈) pic.twitter.com/120ezHvros
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2019年7月3日
現在の和田川。
— てぃあな『Asura鯖』 (@thiana_halha) 2019年7月3日
おおきな木が引っかかってより溢れると思ったら雨が少し減ったところで水位も減ってきました。
石橋はまだ大丈夫そうです👌 pic.twitter.com/wYVFl6w48d
いやもう、なんというか、
— 水流 (@Kanon6009cherry) 2019年7月4日
南鹿児島駅も和田川も
身近すぎるというか、
小さな路地の所が
全国に大々的に報道されてるのが
不謹慎だけどちょっと笑う…💦
でも、どちらも大きな被害がなくて
よかった💦
指宿スカイラインが通行止め
指宿スカイラインで大雨による道路冠水が発生し7月3にから通行止め。
通行止区間は谷山~中山IC間で4日の夕方になっても規制が解除されていません。
当初は冠水で通行止めとJARTICで書かれていましたが、土砂崩れが発生していたようです。
7月6日に通行止めが解除されました。
これはえぐい… pic.twitter.com/AGMdnehRDw
— ター君@ノテノテe12 (@1825220note) 2019年7月3日
知り合いから送られてきた😢
— こったん (@WlqIl) 2019年7月3日
外には、出てないからここまでなってるとは分からない…。
怖😭
夫からの動画も冠水動画報告だったな(;A;)
この中で仕事してる方も心配です😢
実家も危ういとか…やば
息子とチビちゃん達守らねば。
何事も起きませんように…。#冠水 #豪雨 #九州 #鹿児島 pic.twitter.com/f9GnavsLcz
鹿児島市中山の土砂災害現場.指宿スカイライン法面の崩壊.崩壊土砂の色からすると,このあたりの基盤岩である四万十層群の強風化部が崩れたように見える.崩壊深は3m程度でやや深いが,深層崩壊と言うほどではない.ワゴン車が一台巻き込まれたが,乗っていた方は無事だったそうです. pic.twitter.com/OsqjuLHnGL
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) 2019年7月5日
国道10号線の通行止めにより九州道の一部区間が無料
姶良市重富から鹿児島市吉野町磯にかけての国道10号線が3日の12:00から通行止めとなっています。過去に大きな土砂崩れが発生した竜ヶ水駅が含まれる区間ですが、さらなる災害の危険があるとして4日の夕方も引き続き通行止めとなっています。
後日、鹿児島市吉野町での土砂崩れの様子が収められた画像が投稿されていました。
これを受けて九州道では加治木~鹿児島IC間での通行が無料となっています。条件などについてはNEXCO西日本のPDFを参照してください。
7月6日に通行止めが解除されました。
ヘリを降りた後は、地上からのお仕事。ここから出た土砂がJRを埋め、国道10号に出た。アドバイスした対策が終われば、国道10号も解放されるはずです。 pic.twitter.com/OZ8yHoIBrE
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) 2019年7月4日
空から見たところ。白い鉄筋の建物は旧花倉病院。1993.8.6災害の時には、ここで15人の方が亡くなった。学生実習で行くところだ。病院は使われていなかったし、周辺住民もいち早く避難される地域なので、今回、人的被害はなかった。 pic.twitter.com/YpJ3KF8rcy
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) 2019年7月4日
南さつま市の被害状況
大王川が決壊
南さつま市大浦町を流れる大王川の堤防が20mもの長さに渡り決壊しました。溢れた水はガードレールを破壊しつつ田んぼを穂をなぎ倒し、市街地に流れ込んでいる様子が確認できます。
周囲を水に阻まれ脱出できない数人が救助されましたが、家屋への浸水などの被害は免れている模様。
投稿されている画像から判断すると、丸山島公園付近が冠水している様子が確認できます。
鹿児島 南さつま 大王川が決壊 市街地に水流入 | NHKニュース https://t.co/T4AcW3owEf
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年7月3日
川辺ダムで調整してるはずなのに…
— ✿ゆう✿mamaฅ^•ω•^ฅ (@manma_zx10rkrt) 2019年7月3日
大王川氾濫…
ってことは万之瀬川も限界だよ…
気をつけて💦
本当に早めに避難して…💦 pic.twitter.com/7RHKUvRcB0
鹿児島県南さつま市で大王川の堤防が決壊しました。水田などが浸水しています。 pic.twitter.com/mVaxhtXti9
— 朝日新聞福岡報道センター (@asahi_seibu) 2019年7月3日
記録的な大雨となった鹿児島県では、地盤が緩んで少しの雨でも土砂災害のおそれがあり、引き続き厳重な警戒が必要です。
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月3日
映像はドローンで撮影した午前7時ごろの鹿児島県南さつま市大王川の様子https://t.co/UpoNCGKnSl pic.twitter.com/jxForFfsLv
南さつま市大浦大王川(地図では名前確認できず)右岸の破堤.河川が緩くカーブした攻撃側にあたる.大浦は干拓地で有名なところ.このあたりの川の水面は海面とほとんど差がない.田んぼに堆積した土砂は,破堤した堤からもたらされたもの.出穂前のようなので,水に浸かっただけの稲は大丈夫だろう. pic.twitter.com/3TzhIJtaiw
— Ryusuke IMURA (@tigers_1964) 2019年7月5日
志布志市の被害状況
安楽川が氾濫
志布志市を流下する安楽川が氾濫し越水。
河川の水は道路や田んぼに流れ込んでいる様子が分かります。この水害による人的被害は不明。あまりニュースになっていません。
安楽川もやばかったよ😱 pic.twitter.com/sPm2SNGy6g
— shu-kun (@shukun1122) 2019年7月3日
@MBC_newsnow 志布志市安楽川 pic.twitter.com/Y81IdxHN70
— めがねざる1975 (@meganezaru19751) 2019年7月3日
霧島市の被害状況
隼人町で冠水被害
大雨により隼人町姫城付近で道路が冠水している様子を撮影した画像が投稿されています。同町内を流れる天候川も増水し、河川敷にまで達しています。
天降川(鹿児島県霧島市隼人町) pic.twitter.com/65hygN7bXP
— SUMIHIRO .S (@4pJ3OkWEO9rzitO) 2019年7月1日
日当山温泉
— た( ✧Д✧) カッ!!( ゚∀゚)・∵ (@taikobaka0402) 2019年7月3日
新天降川温泉裏手~昇龍温泉付近
道路の排水が追いつかず、冠水
かなりの深さになっている模様#霧島市隼人町姫城
#MCT災害情報
— MCT南九州ケーブルテレビネット (@MCTArianet) 2019年7月4日
【2019.7.4 11時現在】
霧島市隼人町
小野小学校、小野地区公民館近くでは土砂の撤去作業に追われています。#霧島市#隼人町#姶良市#災害情報#大雨#大雨情報#MCT pic.twitter.com/9ZYWpnXJ5V
曽於市の被害状況
市内で土砂崩れが発生
曽於市大隅町坂元で土砂崩れが発生。民家裏にある斜面が20m四方にわたり崩壊し、崖下の民家を大量の土砂で押しつぶしました。 この住宅に住む80代の女性と連絡が取れないということで、地元の消防や要請を受けた陸上自衛隊が駆けつけて救助作業を行っています。
昨日の豪雨で曽於市にある山が土砂崩れを起こし、民家が埋まっています。現在救出作業が続けられていますが、住人の安否については確認されていません。(その後女性の死亡が確認されました)
また曽於市では市内の複数箇所で土砂災害が発生。大雨による地盤の緩みで道路が崩落。崩落の前後で乗用車が巻き込まれ、崖下に転落する事故がTwitterの情報だけで2件確認できます。
鹿児島県曽於市の土砂崩れで住宅が巻き込まれた現場では、救助作業が進められています。 pic.twitter.com/jwZmLj5hN1
— 朝日新聞福岡報道センター (@asahi_seibu) 2019年7月4日
https://t.co/7hWEO6yr7Z 南九州を中心とする #大雨 で、鹿児島県では1日だけで平年の7月1カ月分の雨量が観測された場所が、少なくとも6カ所にのぼりました。記録的な大雨のため、土砂災害への警戒が引き続き必要です。映像は 鹿児島県 #曽於市 での #自衛隊 #消防 による捜索活動です(丈) pic.twitter.com/SsCfRHPitg
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2019年7月4日
土砂崩れに巻き込まれ車両が転落
大隈町月野を通る県道495号志柄宮ヶ原福山線で崖崩れ。広範囲に渡り道路が崩落しました。
他にもTwitterでは市内での土砂災害現場を収めた画像がアップされています。
また市内で橋脚が流され道路が分断されている地域があります。
3日午後、鹿児島県曽於市の県道で崖崩れが起き、道路の一部が崩落しました。曽於市大隅町月野で午後3時ごろに地元の男性が規制線の外から撮影した画像や映像では、県道495号線で崖崩れが起き、道路が10メートル以上崩落した様子が確認できます。https://t.co/Divyp6pOlR#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/h7fAHhxvpD
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月3日
鹿児島豪雨災害
— 社会人野球チームヘタレ野球部 (@XhVhc5gyLEeCdBH) 2019年7月3日
危険すぎる!#鹿児島大雨#土砂災害 pic.twitter.com/lT1iXbG7Vs
運転手は1時間かけて自力で脱出したらしいけど、やばすぎる!#鹿児島土砂災害#鹿児島大雨 pic.twitter.com/kia5U2d3xW
— 社会人野球チームヘタレ野球部 (@XhVhc5gyLEeCdBH) 2019年7月4日
鹿児島豪雨災害
— 社会人野球チームヘタレ野球部 (@XhVhc5gyLEeCdBH) 2019年7月3日
何箇所も陥没、土砂崩れ起きてます!みなさん気をつけてください。#鹿児島大雨 #土砂災害 pic.twitter.com/jkHtCbB4WO
曽於市かなりの被害が出てるみたい。
— 海老ぷりぷり焼売二世 (@ebipuriri) 2019年7月4日
実家の川が土砂崩れで氾濫して道路寸断らしい。 pic.twitter.com/PtiUCGOkTA
姶良市の被害状況
九州道で土砂流入による通行止め
九州自動車道の溝辺鹿児島空港~加治木JCT間で切土法面が崩壊したことにより3日の18:00頃から通行止めが続いてます。
現地の画像や詳細についてはこちらから PDFになります。
斜面の復旧、補強のめどは立っておらず、当面の通行止めが続くとみられています。
また同高速道路では横川~溝辺鹿児島空港IC間と姶良~鹿児島IC間の通行止め措置も取られています。
高速道路の土砂崩れ…空港向きアクセスが途切れると、困ります⤵️⤵️
— MICHRU-まじねこ (@z52cQCAssGV3uad) 2019年7月4日
鹿児島県内約40箇所の国道が現在通行止めになっているとの情報。#鹿児島県#鹿児島土砂崩れ被害#鹿児島国道被害 pic.twitter.com/7DcG3vD053
県内各地で停電
県内では曽於市、鹿屋市、垂水市などで最大2700戸に及ぶ停電が発生しました。崖崩れや斜面崩壊、倒木などにより配電線が切断、破損したため。
九電関係者、作業員による復旧作業が続けられており、7月4日の17:00において停電している家屋は600戸にまで減少しました。
九州地方の大雨に伴い、2019年7月4日(木)11時現在、約2,400戸が停電し、大変ご迷惑をおかけしております。
— 九州電力株式会社 (@Kyuden_official) 2019年7月4日
現在、鹿児島支社に非常災害本部、本店に同総本部を設置し、設備被害状況を確認のうえ、順次復旧作業中です。#大雨
■最新の停電情報はこちらhttps://t.co/f9cX17p7YF pic.twitter.com/3NOkpD9okX
7月4日(木)14時現在、約2,000戸が停電し、大変ご迷惑をおかけしております。現在、設備被害状況を確認するとともに、順次復旧作業中です。がけ崩れや倒木等による立入困難箇所を除き、本日中の復旧を目指して取組んでいます。#大雨
— 九州電力株式会社 (@Kyuden_official) 2019年7月4日
■最新の停電情報はこちらhttps://t.co/f9cX17p7YF pic.twitter.com/92xyBA0QMY
宮崎県国富町で崖崩れ
宮崎県でも土砂祭が発生しています。国富町にある駐車場脇の斜面が崩壊。流れ落ちた土砂が麓に停めてあった車両に直撃し、フロントの大部分に覆いかぶさりました。
車両内に人は乗っておらず人的被害はないということです。
大雨の影響により宮崎県国富町で発生した土砂崩れでは、車も一部埋もれました。 pic.twitter.com/DDV5nUfUJ9
— 朝日新聞福岡報道センター (@asahi_seibu) 2019年7月4日
宮崎県都城市で土砂崩れ
都城市山之口町の市道が土砂崩れにより通行不能となっています。このため人や車両の行き来が出来なくなり、14人が孤立しているということです。
宮崎県都城市で、崖崩れで市道が通行止めになっています。道路脇を流れる境川は濁流となっています。 pic.twitter.com/15YrSuIKWm
— 朝日新聞福岡報道センター (@asahi_seibu) 2019年7月4日
その他
鹿児島県内では、一般道の通行止めが今現在も継続されています。MBC南日本放送では災害に関する最新情報をこまめにツイートしているので現状の確認に役立ちます。
MBCニュース『鹿児島県土砂災害警戒情報(17時現在)
— MBCニューズナウ (@MBC_newsnow) 2019年7月4日
鹿児島市の土砂災害警戒情報は解除になりました。
🔶全警戒解除
大雨が弱まり、多発的な土砂災害が発生するおそれは少なくなりましたが、引き続き局地的に土砂災害が発生する場合もありますので、十分注意してください。https://t.co/uueINigB0j
おわりに
今回の豪雨は、甚大な被害が生ずるおそれがあるとして早くから地域住民への避難の呼びかけがなされていました。
鹿児島県と宮崎県の合わせて約110万人がその対象となりました。4日になって雨も止み晴れ間が広がりましたが、依然として土砂災害の危険があるとみて4日の正午までに約50万人対して避難指示、避難勧告が継続されていること言うことです。
この大規模な呼びかけは思わぬ問題も抱えています。特に人口の多い鹿児島市では、避難対象なった全ての人々を収容できる避難所の数が足りないという事実があります。
また避難所は学校や公民館などの公共施設が利用されることが多いですが、和田川付近に避難所として設けられた小学校では冠水により避難所自体に被害が及ぶ恐れもありました。
自治体としては早急に指定避難所の増設、周辺環境を加味した対象地の再選定などの課題が残されています。