伊勢神宮(内宮)周辺のオススメの駐車場

皇の祖先神であり、八百万の神々の上に君臨する最高神・天照大神。

その神を祭神として祀る内宮(皇大神宮)は神社の頂点でもあり、全国から大変多くの人が参拝に訪れる伊勢神宮。2018年は800万人を超え、式年遷宮が行われた2013年には1400万人弱もの参拝客で賑わった全国でも有数の集客力を誇る神社として知られています。

私、一度だけですが参拝したことがあります。

聖域の入り口である宇治橋を身を引き締めつつ渡り参道に至る。その緑豊かで平らで整然とした玉砂利を踏みしめていると自然と気分が落ち着つく。

そして内宮の中でも最も清く尊い場所とされる正宮。宮彫りなどの装飾を排し、極めて簡素な唯一神明造であるものの神々しくで美しいその様は、厳かな気持ちになったことを思い出します。

さて伊勢神宮の駐車場についてですが、特に参拝客の多い内宮に絞って調べオススメの駐車場を紹介してみたいと思います。

伊勢神宮では独自のライブカメラを用意して、スムーズな参拝を促すサービスを提供。 内宮、外宮、伊勢自動車道の伊勢ICと伊勢西ICの4つのエリアにライブカメラを複数設置し、画像にて配信しています。

らくらく伊勢もうで

また駐車場の空車状況についても情報提供。外宮、内宮の伊勢神宮が管理する12つの混雑状況が確認できるので、駐車場の選択の助けとなります。

らくらく伊勢もうで

伊勢市では乗用車でアクセスした参拝客のために、駐車場を用意しています。臨時の駐車場を含め8箇所ありますが、いずれも入庫から1時間までは無料となっています。

1～2時間までは500円。2時間以降は30分経過ごとに100円課金されます。料金の上限については設定されていません。

公式ですと内宮を参拝するのに必要な時間は90分程と説明されています。ただ早めの歩調で、手短に見学を済まると1時間もあれば十分。そういった方にはこちらの駐車場が良いでしょう。

内宮の正宮だけでなく、荒祭宮、風日祈宮などの別宮も余すことなく参拝しつつ、おかけ横丁で土産物を物色したり、伊勢うどんをすすっていたりすると2時間以上はどうしてもかかっていまいます。

ですので長時間、伊勢神宮を堪能する方にはより安い駐車場を選んだほうがベターです。また平日はともかく土日に関しては昼前に満車になることも。そうなると他の駐車場を借りる以外に手はありません。

しかしながら公営駐車場以外に民間の駐車場がほとんどないのが実情。

ですので満車だった場合などには、そのまま駐車待ちをされている方も少なくなかと思います。

伊勢神宮内宮前の駐車場待ちしてる車両ですねこれは。よかった未明から来てて、駐車場一番乗りでしたから（笑） pic.twitter.com/G4u3iMYd6J

— 植村 真太郎 (@s_uemura) 2016年8月27日

収容台数が少ないですが、当日いっぱいで500円の駐車場。

当然土日祝日は真っ先埋まってしまいますが、平日でゆっくり参拝される方にはオススメ。

駐車場から宇治橋までの距離は約1km。akippaが管理する駐車場。

土日祝日での利用が不可なのが注意点。平日だけなのですが1日借りて540円。

更に駐車スペースが狭いので軽自動車かコンパクトカーでの利用に限っているのが痛い所。

条件が多いですが、都合が合致すれば良い駐車場かと思います。

駐車場から宇治橋までの距離は約2.6km。近鉄鳥羽線の五十鈴川駅北口にある駐車場。

料金は1日借りて300円。土日祝日は＋100円。料金が安いのが魅力的ですが、なにせ内宮からの距離が離れすぎています。

時間に余裕があり健脚であれば問題ないのですが、そうでなければ混雑にバスでアクセスする手段もあります。

料金は五十鈴川駅から内宮まで片道240円。時刻表などはこちらになります。

トータルでかなり料金がかかってしまいますが、やはり土日祝日で混雑回避を優先される場合は良いかもしれません。

こちらも宇治橋まで約2.6kmほどあります。イオン伊勢店の駐車場になります。

料金は特に買い物等の条件もなく完全に無料。

やはり遠いのがネック。バスを利用でしたら五十鈴川駅からバスが発着しています。条件が合えば検討してみてください。